最近、保育園の保護者会主催行事や、小学校のPTA家庭教育学級でのお話会開催についてお問合せをいただきました。
コロナ禍では、人が集って行う対面の行事が控えられていますので、この2年間、お話会の開催を見送られるところもありました。
お話を語る私たちも、初めは会の開催自体を中止せざるを得ない判断をしていましたが、ワクチン接種が進んできたことや感染防止対策方法が分かってきたことなどから、少しずつお話会を再開しています。
横浜市立図書館では、定員を半分に減らし、聞き手の方のお席の距離を十分に取り、語り手はマスク着用のまま語る形で、「大人のためのおはなし会」を開催してくださっています。
小学校のお話会では、以前は肩を寄せ合ってお話を聞いていた子どもたちも、距離を取った自席に座りマスクをした状態でお話を聞いてくれています。
以前のように、語り手と聞き手が表情を見合いながらお話を楽しむことは、今は 残念ながら叶いませんが、やはり実際に対面で感情を共有できることは とても嬉しく思います。
生の声でお話を聞き 感情が揺さぶられることで、こんなにも心が潤うものかと、コロナ禍を経験している今、改めて感じています。
「不要不急」という言葉が頻繁に使われるようになった時期、お話会は不要不急なものなのかと自問していました。2年が過ぎた今、「不要」ではないと心から思うようになりました。ですから、規模を縮小したり、表情が半分しか見えない形でも良しとしたり、今 できる範囲で、子どもたちに、そして大人の方々へお話をお届けしたいと思っています。
もしかしたら、保育園・幼稚園・小学校の先生や保護者の方々も、同じ思いでお問合せしてくださるようになられたのかとご推察しています。
事前に感染防止対策などをお打ち合わせさせていただいた上で、出張お話会や出張講座にお伺いいたします。
私たちに、コロナ禍を過ごす子どもたちが お話の世界を味わって楽しい時間を過ごすお手伝いが出来るとしたら、たいへん嬉しく思います。
また、「コロナ疲れ」ということも耳にします。様々な行動制限で、心も縮こまっているかもしれません。しかし、想像力の広がりに制限はありません。大人の方々にも、お話の世界に心を遊ばせて 楽しんでいただけましたら幸いです。
出張お話会・講座の
ご依頼を承ります
【出張お話会】
お話をお聞きになる方のご年齢や人数、また季節に合ったオーダーメイドのプログラムをご用意して、ご指定いただいた場所へお伺いいたします。
保育園、幼稚園、小学校の保護者会・家庭教育学級、PTA主催の行事やイベントにも、どうぞご活用ください。
【出張講座】
初心者の方から経験者の方まで、ストーリーテリング(語り聞かせ)を学びたい方のために、種々の講座をご用意いたしております。
保育士さん、司書さんなど、子どもたちにお話を語る場をお持ちの方々のお勉強会にも、どうぞご活用ください。
下記より、お気軽にお問合せくださいませ。