絵本の絵と同じかな?

日本の昔話「なら梨とり」を語った時のおはなしです。

このお話には、「人をげろりとのんでしまう沼の主」が出てきました。
お話会の最後に、「今日聞いたお話には絵本もあるよ」と同じタイトルの絵本を紹介しました。

すると、お話を聞き終わったばかりの男の子が、早速その絵本を開き「沼の主」の絵を見て、「ちがう!!」と言ったのです。
きっと、絵本の「沼の主」の絵が、自分で思い描いていた「沼の主」と違っていたのだろうと思います。

お話を聞いている子どもは、自分の頭の中で絵を描きながら聞いているのですね。

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