横浜市立豊岡小学校様より お声かけいただき、「総合的な学習の時間」でおはなし会を開催させていただきました。
4年2組の皆さんが「総合的な学習の時間」に選ばれたテーマは、「保育園・幼稚園の子や1年生に 本を好きになってもらうために、自分たちで本を読んであげたい、お話を聞かせてあげたい」というもの。
担任の先生は、クラスの皆さんに、まず、「ストーリーテリング(語り)」「絵本の読み聞かせ」「わらべうた」をプログラムに盛り込んだ「おはなし会」を体験してもらい、その上で、幼い子たちに 何をしてあげるかを決めて欲しいと思われ、出張おはなし会を ご依頼くださいました。
そんな素敵な授業に 関わらせていただくなんて、なんと嬉しいこと!
4年生の皆さん向けのプログラムを携えて、おはなし会に伺いました。
まずは、わらべうた「いちじく にんじん」で 一緒に楽しく遊びました。
それから、ミツロウろうそくに 火をつけて、はじまり、はじまり。
ちょうど、十五夜の日でしたので、最初のおはなし(語り)は
「お月さまの話」…『おはなしのろうそく25』 東京子ども図書館
次に、絵本『ほね』… 福音館書店
それから、4年生の皆さんと 同い年の男の子が主人公のおはなし(語り)
「小石投げの名人 タオ・カム」…『子どもに語るアジアの昔話2』 こぐま社
最後に、先生に ろうそくの火を吹き消していただき、みんなは、心に願い事を一つ思いながら、その瞬間を見守りました。
ストーリーテリング(語り)のおはなしを 初めて聞いた方も多かったのですが、「絵がなくて言葉だけだったけど、おはなしが浮かんできて楽しかった」「登場人物が、それぞれ違うように表現されていたのが 面白かった」などの感想をいただきました。
質疑応答の時間には、絵本を読んであげる時のコツや、おはなしの覚え方、おすすめのおはなしは?など、たくさんの質問をいただきました。皆さん、自分が行なうことを想定して、積極的に具体的な質問をしてくださり、真剣に頷きながら メモを取っていらっしゃいました。
そのあと、「選ぶ」ことが大切だということをお伝えしました。
わらべうた・絵本・おはなし、いずれにしても、聞き手の年齢に合った良いものを選ばなければ楽しんでもらえません。そこで、年齢別のおすすめを実演しながら、また、実際に絵本を手に取っていただきながら お話しました。
そして、何よりも、自分が「楽しい!」「好き!」と思うものを選ぶと、相手にも楽しさが伝わるということも。
これから、半年かけて、4年2組の皆さんが 練習して本番を迎えるまで、伴走させていただきます。次回の授業に伺うことを、今から楽しみにしています。
出張お話会・講座の
ご依頼を承ります
【出張お話会】
お話をお聞きになる方のご年齢や人数、また季節に合ったオーダーメイドのプログラムをご用意して、ご指定いただいた場所へお伺いいたします。
保育園、幼稚園、小学校の保護者会・家庭教育学級、PTA主催の行事やイベントにも、どうぞご活用ください。
【出張講座】
初心者の方から経験者の方まで、ストーリーテリング(語り聞かせ)を学びたい方のために、種々の講座をご用意いたしております。
保育士さん、司書さんなど、子どもたちにお話を語る場をお持ちの方々のお勉強会にも、どうぞご活用ください。
下記より、お気軽にお問合せくださいませ。