夏休み、いかがお過ごしでしょうか。
今年は、早い時期から猛暑が続いていて、外遊びも注意が必要な状況ですね。
そんな暑い夏には、図書館や地域で行なわれる「おはなし会」へお出かけしてみてはいかがでしょうか。
夏休みには、あちこちで「夏休みおはなし会」が開かれていて、私たちも おはなしを語りに出かけています。
おはなし会の最後には、その日に語ったおはなしの出典本を、いつもご紹介しています。
「今、聞いてもらったおはなしは、この本に載っているお話でした。それ以外に、〇〇というお話も、□□というお話も、この本に入っていますよ!」と、子どもたちが興味を持ってくれそうなおはなしを、いくつか簡単に紹介します。
そして、その本は、どこで借りられるかも併せてお知らせします。
会場が図書館の場合は、あらかじめ司書さんにお願いして、出典本を複数冊用意しておいていただき、おはなし会に参加してくれた子が その場で借りられるようにしています。
すると、耳で聞いて面白いと思ったおはなしが載っている本は、競うように借りて行ってくれます。
自分で読むよりも、耳で聞く方が おはなしを楽しみやすいので、本を「面白かったものが載っているモノ」という捉え方をしてくれるようです。
その場で借りて帰れない会場で おはなし会をする場合は、「この本は、近くの〇〇図書館にあって、2週間借りられますよ」というように紹介しています。
今は、図書館のシステムを使って蔵書検索すれば、紹介する本が その館にあるかどうかが 簡単にわかります。事前に調べておけば、子どもたちに 具体的な情報として渡すことができます。
「今度、借りに行ってみる~!」と、嬉しい反応をしてくれることも多々あります。
昨今、子どもの読書活動推進が謳われていますが、ストーリーテリングのおはなしを聞いてもらったあとに その出典本を紹介することは、とても有効な方法だという実感があります。
子どもは、単に「本を読みなさい」と言われるよりも、ずっと能動的に本を手に取ってくれます。
おはなしを聞いて、気持ちが動き、楽しんでもらえれば、それで十分ではあるのですが、おはなしを聞いたことがきっかけで、自分で本を読む楽しみを見つけてくれるといいなぁと願っています。
ストーリーテリングのおはなしを通じて、子どもと本を繋ぐことができているとしたら 望外の喜びです。
出張お話会・講座の
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【出張お話会】
お話をお聞きになる方のご年齢や人数、また季節に合ったオーダーメイドのプログラムをご用意して、ご指定いただいた場所へお伺いいたします。
保育園、幼稚園、小学校の保護者会・家庭教育学級、PTA主催の行事やイベントにも、どうぞご活用ください。
【出張講座】
初心者の方から経験者の方まで、ストーリーテリング(語り聞かせ)を学びたい方のために、種々の講座をご用意いたしております。
保育士さん、司書さんなど、子どもたちにお話を語る場をお持ちの方々のお勉強会にも、どうぞご活用ください。
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